ウレタン塗装で失敗しない!耐久性とコスパを両立する外壁リフォーム講座
コラム
2025.07.14

コラムをご覧いただきありがとうございます。
埼玉県ふじみ野市、富士見市・三芳町地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店 プロタイムズふじみ野店・三芳店(株式会社だるまペイント)です。
一級塗装技能士で代表取締役の横山啓太です。
今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装を検討中の方向けに「ウレタン塗装って実際どうなの?」という疑問にズバリお答えします。
ウレタンの伸びる特性やコスパが光る理由を解説しつつ、
- ラジカル・シリコンとの耐久比較
- 下地の吸水率に合わせたプライマー選定
- プロ施工6工程の具体的な手順
- 8年サイクル点検とW保証の活用術
までを一気に整理。
今回のお役立ちコラムを読めば、初期費用を抑えながらも10年先を見据えた塗り替え計画を立てられるようになります。
さらに
「DIYで本当に節約できる?」
「どのタイミングで再塗装すれば損をしない?」
といった悩みも、数字と実例でスッキリ解消。
家計と住まいを同時に守るヒントを持ち帰ってください。
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ウレタン塗装を選ぶべきか?

ウレタン塗装は「お手ごろ価格なのに仕上がりがキレイで長持ちする、バランスのいい塗装」です。塗膜がゴムのようにしなやかなので、外壁がわずかに動いても割れにくく、8年前後は安心して過ごせます。
「初期費用は抑えたいけれど、見た目も耐久性もそこそこ欲しい」というご家庭にはぴったりの選択肢です。
ウレタン塗料の樹脂構成と密着メカニズム
ウレタン塗料は、簡単に言うと“伸びるノリ”です。塗ったあとはゴムのように伸び縮みし、外壁の小さな振動や温度変化に合わせて動くため割れにくいのが特徴です。
さらに、下地としっかりくっつく成分が入っているので、はがれにくさも◎。この「伸びる+くっつく」のダブル効果が、コスパの良さにつながっています。
ラジカル・シリコンとの耐候年数&光沢保持率比較
耐久性をざっくり比べると、ウレタンは8〜10年、ラジカルは12年前後、シリコンは15年ほどと言われます。その分、材料費もウレタン<ラジカル<シリコンの順に高くなります。
光沢に関しては、ウレタンは程よい半ツヤに落ち着くので、色ムラが目立ちにくいのがメリットです。
「まずは手の届く価格で塗り替えたい」
「10年後にライフプランを見直してグレードアップしたい」
という場合にウレタンはちょうど良い選択です。
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失敗しない材料選定と下地条件

塗装を長持ちさせるコツは「外壁の素材と状態に合った下塗り」を選ぶことです。上塗りにウレタンを使うなら、柔らかい塗膜をしっかり支える固めの下塗りが必要です。
外壁の水を吸う量や素材の種類をチェックして、最適な組み合わせにすると、仕上がりも持ちも格段に良くなります。
吸水率別に見る下塗りプライマーの最適解
外壁材がどれだけ水を吸うかによって、下塗りに求められる働きは大きく変わります。水を吸いやすい素材には“浸透して固める力”を、逆に水を弾く金属には“密着と防錆”が不可欠です。
ここでは代表的な3タイプの吸水率に合わせて、私たちだるまペイントが実際に採用しているプライマー選定の考え方をまとめました。
- 【水をよく吸うモルタル・ALC】
浸透型プライマーを先に染み込ませ、毛細管を塞いで内部への水分侵入をブロックします。これにより上塗りウレタンが吸い込まれず、均一な膜厚を確保できます。 - 【標準的な窯業系サイディング】
表面がチョーキングで粉を吹いている場合は、エポキシ系プライマーで粉を固めて下地をガッチリ補強します。接着力が高いので、塗膜の早期はがれを防ぎやすいのがメリットです。 - 【金属サイディング】
錆の発生を抑える亜鉛系or変性エポキシのサビ止めプライマーを使用し、上塗りの“食いつき”を高めます。
金属サイディング・ALC・モルタルなど素材別ベストプラン
外壁材にはそれぞれ伸縮や吸水のクセがあります。そのクセを抑え込むのではなく“受け流す”層構成を取ることで、ウレタン塗装でも10年超のきれいな外観をキープできます。以下はだるまペイントが推奨する代表的な組み合わせです。
- 【金属サイディング】
サビ止めプライマー+ウレタン2回塗りの3層構成。金属板は夏冬で大きく伸び縮みするため、柔軟で密着性の高いウレタンが最適です。 - 【ALC(軽量気泡コンクリート)】
多孔質ゆえに雨水を吸い込みやすいので、シラン系浸透プライマーで内部を防水→ウレタン3回塗りの4層仕上げ。水染みが出にくく、塗膜の膨れを防ぎます。 - 【モルタル】
ヘアクラックを埋めるフィラー下塗りで巣穴を平滑化し、その上にウレタン2回塗り。弾性と密着のバランスが良く、クラック追従性に優れます。
「どの素材にも同じ仕様」は失敗の元です。まずは外壁の素材や吸水率を診断し、最適な下塗りとウレタン塗装を組み合わせることで、費用を抑えながらも長持ちする外壁リフォームが実現できます。
施工ステップとコスパ検証【プロ施工vsDIY】

外壁塗装は「塗るだけ」ではすみません。洗浄や下地調整など見えない工程を省くと、せっかくのウレタン塗装も早期に剥がれてしまいます。
ここではだるまペイントが実際に行う6工程を時系列で解説し、DIYと比べてどれだけ手間とコストを抑えられるかを数字で示します。
「どこにお金を掛け、どこを節約できるか」が明確になるので、塗装プランに迷っている方はぜひ参考にしてください。
プロ施工6工程(高圧洗浄〜上塗り)と必要乾燥時間
- 高圧洗浄(1日):150kg/㎠クラスで旧塗膜と汚れを除去し、24時間乾燥。
- 下地調整(半日〜1日):クラック補修・ケレンで密着性を確保。
- 養生(半日):窓や植栽を保護し、塗料飛散を防止。
- 下塗り(1日):エポキシや浸透プライマーを均一塗布し、最低4時間乾燥。
- 中塗り(1日):ウレタン1回目を規定量で塗布し、4時間以上インターバル。
- 上塗り(1日):同じウレタンを重ね、美観と膜厚を確保。
天候が安定すれば7日間、雨を1日挟んでも9~10日で完了します。DIYは高圧洗浄機・足場・安全帯の準備だけで2~3日を要し、乾燥管理も難しいため、同じ仕上がりまで延べ2週間以上かかるケースが大半です。
30坪モデル費用シミュレーション:ウレタン・シリコン・フッ素の総コスト比較
- ウレタン:90万~100万円(耐用8~10年)
- シリコン:110万~120万円(耐用12~15年)
- フッ素:135万~145万円(耐用15~18年)
10年間の年間コストで見ると、ウレタンは約10万円、シリコンは8万~9万円、フッ素は8万円前後。「初期費用を抑えつつ10年後にグレードアップする」ならウレタンが最も柔軟で、将来のライフプランに合わせやすい選択肢です。
DIYは足場レンタル・道具購入・余剰塗料廃棄費を含め55万円前後ですが、5年以内に塗り直しが必要になれば結果的に割高になります。
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だるまペイントの工事料金目安
長持ちさせるメンテナンスサイクルと保証活用

塗装は塗って終わりではなく「点検して守る」ことが大切です。だるまペイントでは8年ごとに無料点検を設定し、塗膜の防水性能が落ち切る前に再塗装を提案しています。さらにメーカー保証と自社施工保証を組み合わせ、万一の不具合も二重でカバー。ここでは、メンテナンス時期の見極め方と保証を最大限に活かすコツをお伝えします。
8年サイクル点検&再塗装タイミングの判断基準
塗装後3年・5年・8年のタイミングで外壁を触り、粉が手につくチョーキングや色あせ、ヘアクラックの増加を確認します。特に8年目にチョーキング度合いが「手が白くなるレベル」に達していれば再塗装のサインです。点検写真と吸水試験結果を並べることで、防水性能の低下を数値化し、必要最小限の補修または塗り替えを判断できます。計画的にご予算を組めるため、大規模修繕を先送りせずに済みます。
メーカー保証+施工保証をダブルで活かす方法
ウレタン塗料は一般的に5~7年のメーカー保証が付きますが、「塗料の性能が原因」か「施工方法が原因」かを切り分けるのは難しい場面もあります。
だるまペイントでは、塗料メーカーの保証書に加え、施工工程に基づく自社保証書を発行し、どちらに起因する不具合でも無償対応を明記。さらに点検時の写真をクラウドで共有し、保証期間後も劣化の進行を追跡できる体制を整えています。
これにより、「保証はあるけど使えなかった」という心配を解消し、長期にわたり外壁の美観と資産価値を守ります。
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だるまペイントの施工事例とお客様からいただいたお声
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ウレタン塗装は「価格・見た目・耐久性」のバランスが秀逸ですが、下地診断と適材適所のプライマー選定を怠ると本来の性能を発揮できません。本コラムでご紹介した吸水率別のプライマー選定術、素材ごとの層構成、そしてプロ施工6工程を実践すれば、ウレタンでも10年近く美観と防水力を維持できます。
だるまペイント/プロタイムズふじみ野店/プロタイムズ三芳店では、4Kドローン点検で外壁の状態を可視化し、8年サイクルの無料点検とメーカー+施工のW保証で長期サポート。初期費用を抑えつつ将来の塗り替え計画まで見据えた“失敗しないリフォーム”を実現します。
- 外壁写真を添付できる【問い合わせフォーム】で24時間受付
- 詳細資料を送りたい方は【メール】でご相談
- 今すぐ話したい場合は【電話】で職人経験者が直接対応
- 実物塗料や施工事例を見たい方は【ショールーム】で体感
ひび割れや色あせが気になり始めた今こそ行動のベストタイミングです。だるまペイントの無料診断で、ご自宅に最適なウレタン塗装プランを手に入れてください。
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